腰 痺れ 痛みの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
2年前、70歳まで勤めた水産会社を退職してから、腰の痛みで通院していました。
最近足先の冷えや脛の痛みひどくなり、知り合いの方から
体が温まり痛みが取れる漢方のお店を案内して頂き、ご来店。
2年通院したが改善しないので、お見えになったようです。
高齢まで働き、体力も相当消耗して、歩く事がやっとでした。
中国漢方では、関節痛や神経痛を総称して「痺症」と言い、
「詰まって通じないと」という意味があります。
中国での25年前の初めての吉林省 長春、白朮医科大学での研修は「痺症」でした。
北の大地で厳しい環境での「痺症」研修でした。
中医学では「痺症」がおきる原因を体の外と内にあると考え、
外の原因を外因と言い気候変化の影響を受けやすく、
比較的激しい痛みが現れやすいタイプです。
もう一つの内因は、体力低下、虚弱体質など慢性化するタイプ。
そして、内因と外因の両方のタイプがありますが、この両方のタイプだと思われます。
体力や抵抗力を補い、痛みを改善する漢方を提案しました。
痛みで体力低下、筋力も弱り、思うように歩行が出来ない状態でした。
やはり地域のデイサービスなど、専門家の指導でリハビリが出来る施設で
歩行訓練などでかなり改善した方も多いので、関連機関に相談するようお勧めしました。
今回の震災で仮設に入居しており、多くの高齢者の皆様は外は厳しい寒さで運動も出来ず、
住居も狭く、ストレスも溜まり筋力もかなり落ちている方が多く、
早急になんらかの改善策が求められています。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1